AngelFish.jp
このサイトは熱帯魚の女王と呼ばれるエンゼルフィッシュ(Pterophyllum scalare)をプロブリーダーによる
長年の飼育・繁殖経験に基くノウハウの一部を公開しの魅力と飼育・繁殖など総合情報を提供するサイトです。
徹底飼育マニュアル
コンテンツ一覧
第1章 エンゼルフィッシュってどんな魚?

第2章 失敗しないエンゼルフィッシュの購入ポイント

第3章 飼育に最適な水槽サイズと飼育可能なサイズと量について

第4章 エンゼルの飼育に最適な濾過装置とは?

第5章 エンゼルフィッシュにとって最適な餌はどんな餌?

第6章 飼育可能な水質・水温と最適な水質・水温について

第7章 エンゼルフィッシュと相性の悪い魚達

第8章 エンゼルフィッシュと相性の良い魚達

第9章 改良品種によって異なる飼育の難易度について

第10章 エンゼルフィッシュの寿命と繁殖可能な年齢について

第11章 輸入エンゼルとエンゼル病について

第12章 エンゼルの調子が悪い? 病気とその対処方法について

第13章 エンゼルフィッシュの水槽レイアウトについて
 
 
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■徹底飼育マニュアル
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エンゼルフィッシュ徹底飼育マニュアル 第1章
エンゼルフィッシュってどんな魚?
 
 エンゼルフィッシュの原産地について
 
 エンゼルフィッシュには多くの品種が存在しますが、元々はたった1種類の野生のエンゼルフィッシュから長年の飼育・繁殖の結果、多くの品種が制作されるようになりました。

 野生のエンゼルフィッシュは南米のアマゾン川に生息しています。 あまりに巨大な川の為、エンゼルフィッシュが生息している地域によって若干の個体差があり、「ワイルドスカラレ」と呼ばれている野生種のエンゼルには採取された地域の名前がついて販売されている場合があるほどです。
 独特の体型は身を守る為の進化
 
 エンゼルフィッシュは日本の魚では考えられないほど変わった形をしています。 しかし、これは長年の進化の末にアマゾン川で生き残る為の進化した姿です。 アマゾン川にはエンゼルフィッシュに限らず、多くの魚は常に身の危険にさらされています。 そんな中で襲われた時に水草や木の枝の間にすぐに逃げ込めるようにエンゼルフィッシュは体を平たく進化させたものだと考えられています。

 また、ひし形(三角形)の形は自分の体を大きく見せる為の工夫と言えるでしょう。 体にあるバンドは同じような縦に並んだ木の枝の間に隠れれば捕食者に見つかり難いというカモフラージュになっています。 普通は漠然とエンゼルフィッシュを見ていると思いますが、実は生き残る為に多くの知恵がその体に秘められている訳です。
 野生のエンゼルフィッシュは基本的に3種類
 
 単にエンゼルフィッシュと言っても実は野生種だけでも3種類の別な種類のエンゼルフィッシュが存在します。 多くの品種改良が行われている最もポピュラーなエンゼルフィッシュを「スカラレ種」と呼び、野生のエンゼルではそのプロポーションの良さと大きく成長する事で人気のある「アルタム種」、そしてどちらかと言うと地味で存在感がありませんが、顔付きが丸っぽい「デュメリリィ種」の3種類が存在します。 これ以外にも昔から「エイメカイ」や「アイメカイ」と言った種類が存在すると言われていますが、これは現在では最もポピュラーな「スカラレ種」の同一種、もしくは亜種として分類がされているようです。
  ※亜種とは分類的学的には「種」として分類できるほどの差は無いが、
    多少の相違点をもつ種の事を言います。

 
 全ての改良品種の元となった「スカラレエンゼル」
 
 このホームページの主役と言えるエンゼルフィッシュです。 世界共通の学名を「Pterophyllum scalare」と言います。 まず熱帯魚と言うとネオンテトラやグッピーと一緒に名前があげられるほどにポピュラーな熱帯魚です。 通常、販売されているエンゼルフィッシュはその流通量の95%以上は養殖された個体です。 アマゾン川で採取された野生のエンゼルもたまに見かける事があると思いますが、このような野生エンゼルの場合は単に「エンゼルフィッシュ」として販売する事は少なく、野生種の付加価値を表す為に「ワイルドエンゼル」や「ワイルドスカラレ」と呼ばれて販売されています。 このホームページではこのエンゼルフィッシュについて詳細を掲載しています。
 プロポーションとサイズが魅力の「アルタムエンゼル」
 
 アルタムエンゼルは他のエンゼルに比べて幼魚時に各ヒレが長く伸びて非常に良いプロポーションをしています。 成長に従ってヒレは短くなりますが、アルタムエンゼル独特の形になり風格を表します。 このエンゼルは飼育・繁殖が非常に困難なエンゼルフィッシュで特に移動に弱い性質の為、水槽に落ち着くまでに死んでしまう例も数多く見受けられます。

 特にアマゾン川で採取された個体は輸送のダメージで非常に飼育の困難な場合が多く、病気にかかって死んでしまう可能性が高い為、初心者の方にはお勧めはできません。 近ごろは「ドイツブリード」と呼ばれるアルタムエンゼルが入荷しており、これは文字通りドイツで養殖された個体が日本に送られてくるもので、このアルタムエンゼルは水槽で繁殖されて個体であり、輸送も丁寧に行われている為、野生のアルタムエンゼルに比べて多少高価ではありますがそのぶん飼育は容易になっています。 学名は「Pterophyllum altum」と言います。
マニア好みの第3のエンゼル「デュメリリィエンゼル」
 
 このエンゼルは日本には昔から知られていましたが、定期的に輸入されるようになったのはここ数年のつい最近の事です。 すでに繁殖例も多く、飼育・繁殖ともに難しいエンゼルではありませんが、他のエンゼルに比べて全体的に丸っこい体型で「カッコイイ」と言うよりは「カワイイ」エンゼルと言えるかも知れません。 体色も地味であまり人気の無いエンゼルですが、エンゼル好きの方の一部には人気がありいまでもコンスタントに輸入され国産の個体も多く見られるようになりました。

 また、このエンゼルは別名が多いエンゼルフィッシュで、「レオポルディエンゼル」や「ドゥメリリィエンゼル」、「デューメリィエンゼル」など色々な名前で呼ばれています。 学名は「Pterophyllum leopoldi」と言います。 
コンテンツ・イメージ
シルバーダイヤモンドエンゼル
体を平たくする事で敵に襲われた時に木の根や水草の間に逃げ込めるように進化したのがこのエンゼルフィッシュです。 体高が高いのは自分の体を大きく見せる為の進化だと言えると思います。 (写真はシルバーダイヤモンドエンゼル)
 
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