改良品種カタログ:ブラックブラッシングダイヤモンドエンゼル

ブラックブラッシングダイヤモンドエンゼル

品種の特徴

この品種はブラックエンゼルをベースとしてブラッシング(透明隣)とダイヤモンドを組み合わせて製作した品種です。透明感のある独特の黒さにダイヤモンドの特徴である鱗の凹凸を兼ね備えていますが、透明隣のため鱗の光沢が無くダイヤモンド特有の輝きは見られません。本種はトリカラーダイヤモンドエンゼルを繁殖させていた際、マーブル系統のブラックエンゼルに見られる、先祖返り的なもので生まれたごく僅かに現れた個体を固定化した品種です。

オオツカ熱帯魚にて2001年よりリリースした改良品種ですが、本品種は大衆向けとは言えないマニア好みの品種の為、ほとんど見かけることの無いレア品種の1つと言えるでしょう。

飼育ポイント

ブラックエンゼルの飼育自体は他の改良品種と同様です。基本的な飼育方法は別章の飼育マニュアルを参考になさって下さい。飼育は大きく他の品種の差はありませんが、ややアルカリ性の水質を嫌う傾向にある為、弱酸性~中性の水質で飼育するほうが状態良く飼育できます。

またブラック系統はその他の改良品種と比較するとやや気の荒い性格がある為、近縁品種間では小競り合いもやや多くなる事を考慮しておきましょう。特に体が黒いと相対的に傷が目立ちやすい為、同じ程度の小さな傷でも目立ちやすい傾向があると言えそうです。

繁殖について

ブラックエンゼルの繁殖は品種と比べるとやや難しい品種になります。飼育以上に弱酸性の軟水を望む場合が多いため、ピートやブラックウォーターなどを使い、こなれた弱酸性の軟水を用意してあげるのが理想的です。

稚魚の他の品種よりも成長も遅いため、エンゼルの繁殖に挑戦する場合は別のエンゼルで基礎的な技術を学んでから挑戦される事をお勧めしたい品種です。決して派手なエンゼルではないマニアックな品種の為、色々な意味で玄人なマニアに喜ばれる品種と言えます。



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