種類図鑑:シルバーダイヤモンドエンゼル

シルバーダイヤモンドエンゼル

品種の特徴

シルバーダイヤモンドエンゼルはゴールデンダイヤモンドエンゼルに次いで流通量の多いダイヤモンドエンゼルの1つです。並エンゼルにダイヤモンド系統を加えたものが、このシルバーダイヤモンドエンゼルとなります。並エンゼルのダイヤモンドなので、並ダイヤエンゼルとも呼ばれることもある様子です。

鱗に凹凸が現れ乱反射してキラキラと光るダイヤモンドの系統はまだ幼い幼魚の間は確認する事が出来ず、成長と共に徐々に現れてくる特徴があります。この品種も例外ではなく、小さい間は普通のエンゼルフィッシュと区別できないと言えるでしょう。成長に伴い、普通の並エンゼルよりもダイヤモンドの輝きでコントラストが高くなり白と黒のコントラストが美しい品種に完成します。

飼育ポイント

飼育については他の品種と同じで問題は無く、弱酸性~弱アルカリ性まで幅広い水質で飼育でき、餌も慣れれば何でも良く食べます。普通の熱帯魚を飼育できるスキルがあれば、特に心配することは無いと考えてよいはずです。

特に若い個体は周りの環境が明るい色(ベアタンクや白っぽい背景など)の場合、保護色で体色が薄くなる場合もあります。成熟が進むにつれてそのような事は少なくなりますが、若い個体の特徴として病気などではありませんので、安心して飼育して下さい。

繁殖について

繁殖については通常のエンゼルフィッシュと大きな違いはありません。丈夫で飼いやすいので初心者向けの品種といえます。ただし、ダイヤモンド系統の品種は特に腹ビレの欠損する奇形個体が発生する確率が高く、ある程度の淘汰が必要不可欠になります。


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