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種類図鑑:レッドトップダイヤモンドエンゼル

レッドトップダイヤモンドエンゼル

品種の特徴

レッドトップダイヤモンドエンゼルはベースとなるゴールデンエンゼルにブラッシング系統(透明燐)を交配して制作された改良品種です。このゴールデン系統+ブラッシング系統には2通りのパターンが存在し、1つは本種のように頭部を中心に朱色に染まるレッドトップと呼ばれる系統、そしてこのレッドトップが見られない方向で改良されたホワイト系統の品種があります。

本種はレッドトップ系統へ鱗に凹凸が現れ乱反射してキラキラと光るダイヤモンドの系統を複合的に組み合わせて作られた改良品種になり、鱗の大半はブラッシング系統の光を反射しない透明燐の為、ダイヤモンドの模様はありますが、光を反射して光る部分はほとんどありません。

頭部の赤味を維持するためにはアスタキサンチンなどの色揚げ効果がある餌を与える必要があります。赤虫のような色揚げ効果の全く存在しない飼料しか与えていない場合、頭部の色が薄れて黄色に近い色合いになるので望ましくありません。なるべく強い色揚げ効果を持つ飼料、例えばキョーリン 咲ひかり金魚 色揚げ沈下などを頻繁に与える事で美しく仕上げる事ができます。

繁殖について

この品種の繁殖は改良品種の中では特に難しい事はありませんが、ダイヤモンド系統は鱗の凹凸が発生する変異種の為、ダイヤモンド以外の系統と比べて子供の奇形率が高い傾向にあります。レッドトップの部分は生まれてくる個体差がかなり多く、質のよい個体を作るためには選別交配を続ける必要があります。

尚、繁殖に対する水質はそれほど神経質になる事はありませんが、なるべく弱酸性~中性の軟水で飼育した方が成功率は高くなる傾向にあります。産卵するとメスは卵を産むのに多くの栄養を消費するため、栄養価の高い餌を充分に食べさせて飼育するのがコツと言えます。

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大塚慎太郎
この記事を書いた人
オオツカ熱帯魚 店主
飼育歴40年 繁殖歴35年 プロブリーダー歴27年
専門分野エンゼルフィッシュ、ラミレジィ、アピストグラマ、その他熱帯魚類の繁殖全般

熱帯魚繁殖大鑑(緑書房)の著者であり、熱帯魚の繁殖研究で世界的に名を知られる東熱帯魚研究所 東博司氏の元で師事、長年に渡り飼育・繁殖の技術を学び独立。様々な魚種の飼育・繁殖、生態学など豊富な知識を生かしてプロブリーダーとして良質な熱帯魚類の繁殖・販売を行う。

  • アクアライフ(エムピージェイ出版)のエンゼルフィッシュ特集協力
  • 楽しい熱帯魚(白夜書房出版)のエンゼルフィッシュ・ラミレジィの特集協力
  • プレコニアの繁殖記事、熱帯魚・水草図鑑(ピーシーズ出版)への写真提供
  • Weblio辞書協力(熱帯魚写真館)
  • All About Japan 熱帯魚オンライン図鑑 写真提供
  • TV番組や出版物への取材・写真提供の協力など
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