第1章 繁殖を行なう前に…命を扱う責任

このコンテンツではエンゼルフィッシュの繁殖について掲載しますが、エンゼルは基本的に飼育を続けて親魚になると混泳水槽でも少なからずペアを作り自然と産卵をする魚です。初めてこの産卵を目撃した際に感動される方も多いでしょう。

その興奮をそのままに繁殖させたい…と考えられる方が多く見受けれますが、繁殖という作業はただ飼育を楽しむ事は違い、繁殖は多くの感動を与えてくれる素晴らしい反面、新たな命を誕生させると言う責任も同時に背負う事になる事もよく熟知しなくてはなりません。

グッピーや小型カラシン、もしくはアピストグラマなどの小型魚であればある程度は沢山殖えてしまったとしても飼えない事は無いかもしれませんが、エンゼルの場合は10cmを越える中型の魚であり、その飼育にはそれ相当のスペースが必要です。またエンゼルは繁殖は容易な魚ですが、ただ繁殖できる事と商品価値のあるエンゼルを殖やせるのかは別問題です。詳しくは飼育繁殖思案 第2章にて掲載していますのでご覧頂ければと思います。 

少なくとも個人でエンゼルを繁殖させる場合は全て自分で飼育できるだけの量に限定して繁殖を楽しむか、もしくは里親探しをしなくてはならない為、安易な繁殖は生まれてきたエンゼル達を不幸にする事となります。 自分が責任を持った行動を出来るかどうかよく考えてから行なって下さい。

繁殖方法とその責任 コンテンツ一覧

第1章 繁殖を行なう前に…命を扱う責任
第2章 繁殖に向けた親魚の育て方
第3章 ペアの形成とその判別
第4章 繁殖水槽のセット方法
第5章 産卵~稚魚の育て方


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