第6章 メダカ類とエンゼルの混泳

熱帯魚として飼育されるメダカの仲間で最も有名なのはグッピーでしょう。メダカの仲間は大きく別けて2つのタイプ、1つはグッピーやプラティなど、子供で産む卵胎生メダカの仲間、もう1つは日本のメダカと同じく卵で産卵する卵生メダカです。

卵生メダカの仲間は非常に種類が多く、熱帯魚の分野の中でも独特な位置付けとなっている魚で特に1年生メダカと呼ばれる種類は雨季と乾季の間で繁殖を繰り返す特殊な仲間です。このページでは卵胎生メダカと卵生メダカに別けてエンゼルとの混泳の良し悪しを解説します。

卵胎生メダカとエンゼルの混泳

卵胎生メダカの代表種と言えばグッピーですが、良く知られている種類としてはプラティの仲間やソードテールの仲間、モーリーの仲間が挙げられます。グッピーとエンゼルの混泳はエンゼルが子供の間から混泳を行なえば慣れるので問題なく飼育できる場合もありますが、特にオスのグッピーは尾鰭が大きくエンゼルが餌と間違えて突く場合があるので大切なグッピーと一緒に飼育するのは避けるべきでしょう。

プラティやソードテール、モーリーとの混泳については特に大きな問題は無く、サイズ的にも混泳しやすい大きさです。特にプラティはグッピーと同様に色々な品種が存在し、艶やかな色をしている品種も多いので水槽の彩りとしては最適です。混泳そのものは大きな問題はありませんが、エンゼルが成長すると卵胎生メダカが子供を産んでも食べられてしまう可能性が高いので、卵胎生メダカの繁殖を目的とした飼育であればエンゼルとの混泳は避けるべきと言えます。

卵生メダカとエンゼルの混泳

卵生メダカの仲間については主に2つのタイプ、1年生メダカと多年生メダカに別ける事が出来ます。前者はノソブランキウス・ラコビーなどが該当し、後者はアフリカンランプアイと言った種類が代表的です。

1年生メダカのほとんどは雨季の間に産卵を行い、乾季で水が涸れる状態を卵の状態で凌ぐ為、基本的に寿命が短く、サイズも小さい魚が多いのでエンゼルとの混泳には向かない種類が多いと言えます。

多年生メダカについてはアフリカンランプアイはやや小型の種類なのでエンゼルに食べられる危険性がありますが、アプロケイルスの仲間やプロカトーパスの仲間など、概ね5cmほどの魚であれば問題なく飼育できる種類も多く存在します。 

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